通学用自転車「アルベルト」とは?

投稿者 : 犬塚憲明 on

「アルベルト」はブリヂストンサイクルが販売している通学用自転車になります。軽量な「アルミフレーム」に、耐久性に優れた「ベルトドライブ」が使用されているため「アルベルト」という名前がつけられています。

アルベルトは各メーカーが販売している通学車の中でも非常に人気の高い通学車です。一般的な通学用自転車よりも値段が高いため、高級なイメージのある自転車ですが、通学で毎日使う自転車と考えると故障やメンテナンスも少なく、安心して長く使える自転車になります。

 

1、ベルトドライブ

アルベルトはカーボンの「ベルトドライブ」が使用されています。ベルトドライブは通常のチェーンとは違い、①錆びない ②伸びない ③外れない ④注油が要らない というメリットがあります。

通学で使用する場合、雨が降った場合でも使用することが多いです。ベルトドライブには注油する必要がないので、雨でオイルが流れる心配もありません。チェーンに比べ耐久性も高く伸びる心配はないので、チェーンが外れることはほとんどありません。

一般的な通学用自転車に比べてメンテナンスに気をかける必要が少なくなるため、毎日使う通学車にとっては非常にありがたいです。

 

2、アルミフレーム

まだまだ大人に比べて力の少ない子供にとって、自転車の重さは操作性に大きく影響してきます。アルベルトのフレームは「アルミフレーム」になっているので、丈夫で軽量です。

またアルミフレームは錆びにくく、一般的なスチールフレームに比べて綺麗な状態が長く続きます。中学校の3年間、高校の3年間の計6年間使用する場合、見た目が大きく変わってきます。

 

3、内装5段変速

アルベルトには「内装5段変速」が付いています。

聞きなれない言葉だと思いますが、ギアがホイールの内側についているようなイメージです。外側にギアの歯がいっぱいついているのが外装ギアです。

↑外装ギア

内装ギアは外装ギアに比べ、こまめなメンテナンスは必要ありません。また停止している状態での変速も可能なので、信号で停止した際に軽いギアにすることで漕ぎ出しを軽くすることができます。

 

4、パンクに強いタイヤ

アルベルトには「ロングレッド XT」というタイヤが使われています。ブリヂストンが販売しているタイヤの中でもっとも丈夫なタイヤで、パンクに強く、またチューブとの摩擦を軽減してくれるタイヤになります。

通学で毎日使用すると一番心配なのがパンクなどのトラブルですが、一般的なタイヤに比べパンク率が少なく、安心して乗ることができます。

 

5、前後オートライト

アルベルトは前ライトにはハブダイナモライト、後ライトにはソーラーライトが付いています。

ハブダイナモライトというのは前輪が回っている際に、その動力を元に光るライトのことです。タイヤの側面に当ててその摩擦で光るライトとは違い、回転の抵抗がなく、また非常に明るいライトになります。通学や習い事で暗い道を走る際も前方を広範囲で明るく照らすことができるので、安全に乗ることができます。

後ライトのソーラーライトは太陽光を蓄電池に溜めて自動で光るライトです。走行中の振動を感知してオンオフをするので走行中はピカピカ光り、後方に自転車の存在を知らせます。後ろから迫る車への視認性が高く、事故を未然に防ぎます。

 

6、安心の保証付き

アルベルトには3年間の盗難補償が付いています。3年の間に、施錠した状態で盗難にあった場合、3000円で同等の新車が保証されます。高額な自転車なので鍵を壊して持っていかれる心配もしなくて済みます。

 

 

アルベルトは一般的な通学用自転車に比べると高額ですが、メンテナンスや故障が少ないので、アフターでかかる費用をグッと抑えることができます。乱暴に乗らない限り、タイヤなどの消耗品を除いて修理する箇所はありません。安い自転車は壊れやすく、短いスパンでの買い替えをすることもありますが、アルベルトでは滅多にありません。

安心して長く使えるアルベルトは非常にコストパフォーマンスが高く、信頼できる通学自転車です。

 

2件のコメント


  • コメントの返信が遅くなり申し訳ありません。

    無理な使い方をしていればいずれ壊れますが、
    中学生、高校生が6年間通学で毎日使っても壊れることはありません。
    過度な使い方をする場合は1年に1度メンテナンスをすることで、
    ギア自体の寿命を伸ばすことも可能ですよ!

    まるいち on

  • ギアは、壊れることはないですか?

    トール on

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